伊藤まさひろ世事感懐

佐倉リトルシニア全国制覇

日本一です!佐倉リトルシニアが「第11回全日本中学野球選手権大会ジャイアンツカップ」決勝戦で栃木県代表の小山ボーイズに勝ち、中学生の硬式野球チームの頂点に立ちました。

佐倉リトルシニアは全国から集まった強豪を次々と打ち破り、8月19日に東京ドームで行われた決勝戦に臨みました。3回に先制しましたが、4回に逆転を許して2点のビハインド。この暗雲を振り払ったのが主将の西川君です。7回に走者1人を置いてナインの期待を乗せた目の覚めるようなホームラン。試合を振り出しに戻しました。さらに二死になってから一挙4点を上げ、試合を決めました。殊勲の西川君は試合後、「バットの芯でとらえることができた。気持ちが良かった」と話していました。

私が会長を務めさせて頂いております佐倉リトルシニアはジャイアンツカップに平成18年、平成26年、そして今回(平成29年)と、3回の優勝を達成することができました。また、リトルシニアの日本選手権大会において、今年(平成29年)は準優勝でしたが、平成18年、平成26年と2回優勝しております。さらに、リトルシニアの全国選抜大会において、今年(平成29年)、平成27年と2回優勝しております。

チームの卒業生は高校野球でも活躍、今年の夏の甲子園大会に出場した木更津総合の峯村貴希君、東海大菅生の牛山千尋君、佐藤弘教君はチームのOBです。また一昨年、ドラフト2位で巨人に入団した重信慎之介選手、東海大市原望洋を経て昨年のドラフト3位でロッテに入団した島孝明投手も佐倉リトルシニアで活躍した選手です。

佐倉リトルシニアの活躍の背景には、選手の努力は勿論ですが、監督・コーチ陣の熱心な指導、父兄の皆様のサポート、そして関係者の皆様の応援の賜物です。応援して頂きました皆様に心から感謝申し上げます。

佐倉が生んだスーパースター長嶋茂雄さんのような選手が誕生するのを期待します。