伊藤まさひろ世事感懐

災害に強い街づくりへ

たくさんの佐倉市民の皆様の応援で、再び、千葉県議会議員として活動することになりました。引き続いて、「夢のあるまち佐倉」の実現を目指して全力を上げ、皆様のご期待に応えたいと思います。

選挙後の臨時県議会が5月中旬にも開催されます。いつもなら、議長、副議長の選任ぐらいで、特に議題のない議会ですが、今回は東北関東大震災による被災地の支援、復旧について議論を交わす議会になります。県執行部は災害に対するさまざまな行政プランを抱いているようです。その一つ一つを吟味し、実効ある政策として速やかに実行に移したいと思います。

今回の大震災では千葉県も大きな被害を被りました。旭市などで多くの人が亡くなり、たくさんの建物が倒壊しました。自然の猛威の前に人間の営みの無力さを思い知らされて呆然としました。

土地の液状化被害も深刻でした。東京湾埋立地に造られた街ではあちこちで水と砂が噴出し、建物が傾き、地下に埋設された上下水道、ガス管などのライフラインが寸断されました。そもそも、東京湾が盛んに埋め立てられているころから、土地の液状化の問題が議論されてきました。今回、図らずもその危惧が現実のものになってしまいました。

この液状化対策を含めて、私たちはこれまで以上に災害に強い街づくりに努めなければいけません。皆様と約束している私の7つの公約の一つに「安心して暮らせるまちづくり」を掲げています。しばらくはこれを最優先課題として、積極的に活動していきたいと思っています。