伊藤まさひろ世事感懐

佐倉リトルシニアチーム、全国W制覇

夏真っ盛りの6日、嬉しいことがありました。地元佐倉市の硬式野球チーム、佐倉リトルシニアチームが第42回リトルシニア日本選手権大会で勝ち進み、決勝戦では強豪の神戸中央チームを打ち破って8年ぶりの優勝を飾ったのです。

決勝戦の舞台はアマチュア野球のメッカ神宮球場。佐倉リトルシニア野球協会の会長を務めさせていただいています私も駆けつけ、選手の父兄と一緒にスタンドから大きな声援を送りました。試合は初回から佐倉ペース。初回に3点、続く2回には6点を入れて大きくリードした佐倉が神戸中央の反撃を振り切り、優勝旗を手中にしました。金久保、牛山両投手の力投、塚本君の目の覚めるような本塁打が印象的でした。

続いて、全国から強豪が集まる第8回全日本中学野球選手権大会(ジャイアンツカップ)でも、攻守ががっちりとかみ合い優勝しました。これで、佐倉リトルシニアチームは今期、春夏の関東大会、そして2つの全国大会と、公式戦負け知らずです。

児童生徒の野球チームには高校野球チーム、小学生によるリトルチームがありますが、リトルシニアは中学生による硬式野球チームです。そして、佐倉リトルシニアチームは全国屈指の強豪チームで、これまでもさまざまな大会で優勝、「さすがはミスタープロ野球長嶋さんの出身地チーム」と一目置かれています。

OBも活躍しています。宮内、松山両選手は習志野高校で中心選手を努め、甲子園出場の成田高校中川投手は佐倉リトルシニアチームのエースでもありました。

佐倉リトルシニアチームがここまで強豪チームに育ったのは、選手の頑張りももちろんですが、監督やコーチ、それに父兄の情熱があるからこそです。これからも練習を重ね、常勝チームの名声をいつまでも保っていただきたいと思います。